東京都心に位置する「中央区築地」。築地場外市場には新鮮な食を求め多くの人が訪れています。その場外市場に隣接する約19ヘクタール以上の広大な空き地が築地市場(場内)跡地です。
豊洲市場へ移転するまでの83年間東京都民の食を支えてきた築地市場。銀座からも徒歩圏であり、観光や買い物、ビジネスなど様々な用途に活かせる好立地です。東京都はその後の活用方法について検討を重ねたのち、民間事業者へ70年間の定期借地権で広大な土地を貸し出すことにしたのです。その後入札を経て、三井不動産を代表とする企業連合を再開発事業者として選定しました。企業連合には資金力のあるトヨタ自動車やグループ企業トヨタ不動産、大手ゼネコン各社などで構成されますが、いちばんの注目は読売新聞の参画です。
読売新聞といえば「読売巨人軍」のオーナーであり、東京ドームにも出資する企業です。今回、東京ドームの親会社である三井不動産とこの読売新聞がこの再開発に参画しており、東京都文京区水道橋にある東京ドームに本拠地を置く巨人をこの築地に移転させるのではとの憶測があります。東京ドームは老朽化も進んでいるほか、敷地は東京駅から数駅のJR水道橋駅前に位置する一等地です。巨人の本拠地を築地へ移転となれば、東京ドームはオフィスやマンションなどへ再開発することも可能となることからこのような憶測がうまれています。今後の動向が注目されます。
築地市場跡地の再開発計画では約5万人収容可能で、野球、サッカーやコンサートなど多彩な用途に利用可能なマルチスタジアムの他、超高層ビルやタワーマンションなど計9棟もの建物を建設します。しかも敷地の約4割を緑化する計画で、いかに広大な敷地であることがわかります。
今回はいよいよ概要が明らかになった築地市場跡地の再開発「築地まちづくり事業」について現地の撮影を交えながら詳しくお伝えします。
(2024年5・6月撮影)
※一部過去の撮影も含みます
🟧 築地がある中央区は再開発の数がとてつもない!
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#東京 #再開発 #築地
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