部屋にあると気温や湿度がわかって便利な「ドリテック デジタル温湿度計 オプシス グリーン O-230GN」 なのですが、何の手入れもせずもう5年近くになり、逆に何の手入れもしなかったので電池が液漏れしちゃってました。表示が出なくなって気がついたのですが、時既に遅し。電池蓋の外にまで電解液が漏れてしまい蓋の隙間には電解液の結晶が固まっています。蓋を開けてみたら電極は電解液の結晶で白くなって錆も出ています。普通なら捨ててしまう状態ですが、どうせ捨てるなら開けてみよう、開けてみて基盤がやられてなければ直してみよう、という事で・・・直せちゃいました~。
液漏れした電池は直に手で触れると危険です。漏れている電解液は強アルカリ性の水溶液ですから、目に入れば失明、肌に触れれば化学火傷、などなど危険がいっぱい。結晶化した粉も強アルカリ性で容易に水に溶けるのですが、これも同様に危険です。取り扱う場合には危険を承知しながら処理をしましょう。
今回の電池の液漏れ修理では、私個人の見解で作業しています。水溶性の結晶はガラスクリーナーや無水エタノールを使って除去していますし、アルカリ液も同様に除去していますが、危険なものですので注意しながら作業しています。
分解して捨てる前に色々試してみたら直ってしまったというのはよくある事です。どちらさまも物を大切に(笑)。
ちなみに・・・
電極を錆び取り材に浸けていたのはおよそ35分、その後ぬるま湯で洗浄し乾燥。
作業全体はおよそ2時間。
材料等は全て在庫している物を使ったので、新たにかかった費用はありませんでした。
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素人ですが、自分でできることを、できるところまでやってみたいと思います。 色々な物の修理とか、製作とか、日常生活の中で必要なこととか。 最近入居した自宅も築30年を越えてあちこち傷んでいるので、日々暮らしながら修理とかリフォームとか、をしています。 動画での記録は途中から始めているので、リフォームし終わった部分もありますが、ぼちぼちと動画アップしていきます。 外遊びも好きなので、出かけた時の記録も残しておきたいなぁ。
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