JBLと真空管アンプでカーペンターズのレコードを聴くとこんなカンジ♪

1668079093_hqdefault-1968750-7711070-jpg テクノロジー



これは、世界196ヵ国以上で9万回再生された、ド素人が制作した「オーディオ動画」です。オーディオ装置で音楽を再生しているだけの、どうってことのない内容です。需要なんかないと思っていました。

自分はオーディオも動画制作や録音もDIYも独学で、全くの専門外です。確かに電磁気学や生理学を学びはしましたが、クラフトオーディオ、動画編集やレコーディングはネットで誰でも得ることが可能な知識しか使っていません。

このようなしょうもない動画の再生数がなぜこんなに伸びるのかは謎です。
誰でも簡単に制作できるキットや動画ですし、どこにでも売っている機器です。不思議ですね。

レコードの音はデジタルより劣るのか?~~DJ用のプレーヤーですらこんな音です♪
真空管アンプで良い音は聴けるか?~~聴けますwwこの音です♪
良い音の部品があるのか?~~ありますwwこのアンプに使った部品です(^^♪
JBLの音は雑で大味・ジャジャ馬なのか?~~部屋が狭くて再生系がショボいのでしょう♪

理論がどうあれ、現実はこれなんだから、その理由を探すのが科学的な態度だと思います。

現在は日本のパスポートが世界最強だそうです。ですが、敗戦国だった我が国は昔は大変でした。

外貨の持ち出し制限があったり、1ドルが360円で固定されていたりしたので、海外製品は舶来品としてすべてが入手困難な高級品扱いでした。
また、冷戦時代には、ココム、対共産圏輸出規制等、共産圏との貿易も制限がありました。

ですから、現代に生きる我々が、アメリカ製のミルスペックパーツや、西ドイツ製の産業用高信頼性部品、旧ソ連の真空管を何の不自由もなく手にできるのは自分にとっては奇跡に近いのです。
さらに、我が国の自動車産業の発展により、車載用の高信頼部品も手軽に入手可能になりました。

「過酷な環境で長期間安定した正確な動作ができる部品を生産できる工業力」がその国の真の力です。何処の国のだろうが、良いものはイイし、平和な時代で良かった♪

現代の自作真空管アンプでは、かつてはほとんど使用不可能であったこれらの超絶高性能部品を、やろうと思えば誰でも使用することができます。製作する手間や時間的コストを考慮すれば、パーツのコストアップは全体の比率からすれば、極僅かで済む時代になりました。

真空管アンプは発熱が大きい為、一般的には経年劣化が激しく生じますが、そのようなパーツを使用すれば全くその心配はいらないのです。だったら使わない方がおかしいですよね?

加えて、信頼性・耐久性だけではなく、バラツキのない正確な電気的特性は、精密な回路動作に直結しており、設計意図に従った音も勿論保証されるのです。

Comments

Copied title and URL