【緊急生配信!高市早苗総裁会見】今日は「決める会議」ではなく、公明党が地方の声を自民に伝える場だった。公明党は「不十分」として連立離脱を通告。高市総裁は「一方的で残念」と述べた

ニュース



記者 幹事社のフジテレビです。先ほど行われた公明党との会談で、斎藤代表から連立離脱を含む対応について、どのような説明がありましたでしょうか。また、連立継続の是非について、結論は出ましたでしょうか。さらに、公明党が連立継続の条件として求めている、企業団体献金の規制強化や、派閥の裏金問題の全容解明について、高市総裁からどのような説明をし、公明党側からはどのような反応、あるいは回答がありましたでしょうか。お聞かせください。

高市総裁 あの、まずそもそも、え、本日の、え、党首、え、および幹事長による会談でございますが、ま、前回、え、火曜日に引き続きまして、というよりは、え、木曜日、昨日ですけれども、え、公明党、え、の方で、ま、地方の声を聞くと。ま、その結果について、え、お話をする、お伝えをすると、ま、いうことで、あの、そういう申し出に基づいて開催したものでございます。あの、何かを決めるとか、そういうことではなくて、え、地方から聞いた声をお伝えするというのが今日の議題でございました。

で、ま、前回、火曜日の、え、党首の、幹事長における会談の中で、ま、斎藤代表から示された懸念点の中で、ま、確認、調整が必要な点につきまして、ま、これは、もう真摯に対応すべく、ま、しかも速やかに対応すべく、ま、党内で、え、この作業をですね、進めておりました。で、しかしながら、本日、え、公明党からは、政治資金規正法改正に関する公明党案について、え、この場で賛否を示せというふうに求められ、で、あの、私どもからは、ま、私たち、ま、自由民主党はご承知の通り、え、党内手続きが必要です。あの、これは総裁と幹事長だけでこの場で、え、特に議員立法の法律案の中身についてまでお答えできるものではないと。この場で私一人で、え、判断する、幹事長だけで判断することはできないので、ま、党内に持ち帰って、え、協議をして、ま、手続きに乗っ取って速やかに対応したいということで、え、お許しを申し上げました。ま、つまり、え、来週にもう一度、え、協議をやりたい、え、という旨でございました。え、しかしながら、ま、先方からは、それは具体的な回答ではないということで、一方的に連立政権からの離脱を伝えられました。

あの、ま、我が党としては、丁寧に説明もすべく、ま、一つ一つ真摯に対応をしてまいりました。で、ま、しかも、あの、これまで26年間にわたって、ま、野党の時代も含めて、協力をし合ってきた関係でございますので、大変残念ではございますけれども、そういった、え、結論に至りました。で、あの、本件につきましては、これはあの、党の、え、衆参の役員で、え、しっかりと経緯も含めて共有しなければなりませんので、ま、この後、え、対応をもちまして、え、報告をし、ご意見も伺いたいと思っております。私からは以上です。

記者 すみません、読売新聞の村上です。あの、公明側が特にその政治とカネの問題で、あの、萩生田政調会長の国会招致などもですね、問題視をされてたかと思います。そういった萩生田氏らの、あの、執行部の刷新を求められたのは高市総裁だったと思いますが、ま、あの、ま、ひいては総裁が高市総裁になったことによって、この26年間の自公連立の、ま、破棄をされたという、その受け止めについてはいかがお考えでしょうか。

高市総裁 あの、それも私からお伺いいたしました。あの、例えば、総裁が私でなかったら、このような、え、連立離脱ということはないのですかとか、え、例えば総裁が変われば、え、また連立協議ということはあるのですかということも聞きましたけれども、え、それは今回の総裁選で誰が選ばれていても同じですと、え、いうことをおっしゃいました。あの、総裁が誰かということではなく、これまでの執行部、ま、全執行部に対して、何度も申し入れをして、え、きた課題でありますので、ま、それが速やかに、え、対応されていないと考えているので、やはり、この支援者の方々、母体も疲れておられると、いうことで、本日の結論に至ったと伺いました。

記者 すみません、共同通信です。ま、結果としてですね、四半世紀続いた自公連立が幕を閉じることになりましたが、総裁として、ま、連立、あの、離脱ということについて、責任といますかね、どう感じておられるのかというのと、総裁としての職務は今後も続けるというお考えでよろしいでしょうか。

高市総裁 はい。あの、これはもう今申し上げました通り、誰が総裁になっても、え、全執行部のもとでのやりとりが、え、果たされていなかったと、ま、いうことで、え、あると。ま、全国の支援者の方々が、もう大変疲れたということが、一番大きな理由だと伺いました。で、私は、まだ、あの、総裁として、え、ま、実際に仕事をしたのは1週間、今日で6日目でございます。で、火曜日に、え、初めて、え、これを公明党、あの、の方から、え、こういった、あの、課題とですね、特に政治資金規正法について具体的に伺いました。で、あの、党内で、え、これをちゃんと検討するように指示もいたしました。で、しかし、ま、今日の、あの、会談の、あの、目的そのものが、昨日の地方から聞いた声をお伝えするという、ま、そこでが、あの、火曜日、私たちが伺った、あの、最終的な議題設定でございましたので、ま、今日、私が一人で、もしくは私と幹事長だけで、政治資金規正法の細部に至るまで、どう決めて返すか、それはまさに独裁でございますので、それは私はいたしません。党内の手続きをきちんと、え、踏まなければ、他党と協議するにしてもですね、責任のある、え、自民党の姿勢というのは示せませんので、ま、特に、あの、政治資金規正法の改正、特にやっぱり透明化をどう高めていくか、そして、ま、チェック機能、第三者によるチェック機能をどう高めていくか、ま、こういったことについては自民党は前向きというふうに、という。

記者 すみません、日本テレビの小野と申します。同席した鈴木幹事長にも一言所感を伺えればと思うのですが。

鈴木幹事長 あの、やはり、総裁のですね、総裁選挙の時に、やはりあの、政治を安定させる、その基盤、これは自公の、え、連携の基盤だと、いうことをずっと訴えておられました。私もそう思います。え、従いまして、え、我々としては、粘り強くですね、え、この連立協議を継続をして、え、そうした自公の、今までの連携の基盤を、元通り続けていきたいと、そういう思いでおりましたけれども、え、今総裁がお話になられましたような経緯を経てですね、え、先方のほうから、本日をもって、え、連立を一旦解消、ま、こういうことの申し出があったわけでございまして、え、ま、自公の連携が必要であり、重要だと思う立場からしますと、え、まことに残念なことだと、このように思います。それが私の所感でございます。

司会 それでは、以上で会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

高市総裁 どうも。お待たせいたしました。ありがとうございました。

Comments

Copied title and URL