エンジニアとの会話に役立つ用語集

【初心者】AESとは?DESとの違いやWPA2についても解説!

2020年6月8日

セキュリティ関係で、AESという用語を聞いたのですが、よく分かりません。教えてください。

 

このような疑問に回答します。

 

本記事の内容

・AESとは?
・DESとの違いは?
・WPA2って何?

 

 本記事の信頼性

 

 

今回は、AESについて説明していきます。AESという用語自体は、あまり聞き馴染みがないかもしれません。しかし、セキュリティ分野では非常に重要な用語ですので、しっかりと覚えておきましょう。本記事を読むと、AESや、AESに関連したセキュリティ関係の用語の意味も把握することができます。

 

AESとは?

AES(Advanced Encryption Standard)とは、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)の標準規格であり、共通鍵暗号方式の一つやな。日本語訳すると、高度暗号化標準となる。
アメリカで作られた規格なのですね。ところで、共通鍵暗号方式って何でしたっけ?
共通鍵暗号方式は、暗号化と復号で同じ鍵を使用する方式やな。AESは、この共通鍵暗号方式を採用していて、主にファイルや無線LAN、SSL通信の暗号化で用いられている
Wi-Fi関係の暗号化ですね!

 

共通鍵暗号方式の詳細については、以下の記事をご参照ください。
公開鍵暗号方式とは?共通鍵暗号方式との違いは?図で簡単解説

 

ちなみに、AESが誕生した背景には、 DESの安全性が低下したことがある。
DESっていうのは、AESの前身の技術ということでしょうか?
せやで。DESについても説明するとしよう。

 

DESとの違いは?

 

DES(Data Encryption Standard)も、共通鍵暗号方式の一つで、かつては安全性の高い暗号化方式として使われていたんやが、脆弱性が見つかったことが原因で、使われなくなっていった。そこで、新たにAESが登場したんやが、大きな違いはビット数や。DESが64ビットなのに対して、 AESは128/192/256ビットから選択できるようになった。
ビット数が多いほど、鍵の解読が難しくなっていくということですかね。ちなみに、ビットって何ですか?
ビット(bit)とは、コンピューターが扱う情報量の最小単位のことや。コンピューターが理解できる言語は、「0」と「1」の2種類で成り立っていて、それらしか理解できない。つまり、2進数しか理解できないんや。コンピューターでは、8ビット(1バイト)を1単位として扱い、00000000から11111111までを表現する。
1バイトが8ビットですね・・・。1バイトのバリエーションはどのくらいあるのでしょうか。
00000000から始まって、11111111まであるから、全部で、256個の組み合わせがあるんやで。この組み合わせで文字を表現したりもできる。
多いですね。この組み合わせで表現できなくなったらどうするのですか?
そうしたら、バイト数を増やすんや。
ふむふむ。話を戻しますが、このビット数が多いほど暗号化としては良いということですね。
せやな。特に256ビットで暗号化することで、最高レベルのセキュリティを実現できる。これは、「2の256乗」とおりの鍵があるということになるから、解読はほぼ不可能になる。

 

WPA2って何?

 

無線LANは、Wi-Fi環境を構築できる。しかし、この無線LAN環境のセキュリティを強固なものにしないと、侵入されたりして、情報を盗まれてしまうリスクがある。そのため、無線LANを暗号化するWPA2という方式があり、CCMPというプロトコルを採用している。CCMPというのは、暗号化アルゴリズムにAESを採用しているんや。
ほうほう。WPA2というのは、安全性の高いWi-Fi環境を構築する上で、重要な技術だと分かりました。そこに、AESが採用されているということですね。

 

WPA2についての詳細は以下の記事をご参照ください。
WPA2とは?Wi-Fi通信を守る頼もしい暗号化技術!

 

せやな。
もう少し具体的にWPA2について知りたいです!
AESは現代においてもっともセキュリティレベルが高く、主流な暗号方式になっているから覚えておくんやで。WPA2は、無線LAN上での通信を暗号化するための規格や。WPAの後継やな。WPA2は無線LAN関係の業界団体であるWi-Fi Allianceが作った規格や。
そんな団体があるのですね!
そうや。ちなみに、WPA2が登場した背景についても触れておくで。実は、WPA2の前身のWPAにも、前身があった。WEPという暗号化方式や。しかし、WEPにはさまざまな脆弱性が見つかったため、その後継のWPAが使われるようになった。それから、WPAをより強化したWPA2が登場し、その後、WPA3まで登場した
WPA3って何ですか?
WPA3は、WPA2の一部の機能が強化された後継になる。あわせて覚えておくんや。
分かりました!

 

まとめ

 

AESについて、なんとなく分かったかな?
はい!


・AESは、DESの後継で、共通鍵暗号方式の一つ
・WPA2は、無線LAN上での通信を暗号化するための規格

ですね!セキュリティ上、重要な技術だということを理解しました!
うむ!Wi-Fiは今や多くの人が使っている技術やから、セキュリティについても覚えておいた方が良い!これからも、わからんかったら俺に聞くんやで!

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