
そんな疑問にお答えします。
・インターネット接続に必要な5つの装置
・回線終端装置ONUとモデムの違い
・分岐装置やネットワーク中継装置(ルータについて)
インターネット接続するにあたり、よく説明書などに「モデムが必要」「ルータを用意してください」などと書かれていますよね。
とりあえず言われるがままに用意したり、詳しい人に見てもらったりしてなんとかなったものの、いったいこれらの機器がなにものなのかわかっていない人も多いと思います。また、家によって機械の数も見た目も違ったりするのはなぜ・・・?と思ったことがある人もいるはず。
今回は、インターネット接続に必要な機器について説明していきたいと思います。
モデム、ONUとは何?

おれしばさん!こないだ家のインターネットが繋がらなくなっちゃって、サポート窓口に電話したんですよ。
そしたら「モデムの電源を切って入れなおしてください」と言われて…
でもモデムなんて機械はうちになくて、ONUってのはあったのでそれの再起動はしてみたけど直らなくて、結局ルータを再起動したら直ったんですね。
で、サポートの人はルータのことは良くわからないと言ってて…


そう、直ったのは良いんですけど。
でもなんかとってもモヤモヤしてて、あとで友達にもその話をしたら、友達の家にはモデムだけがあって、ONUもルータもないんですよ。それでまたわけがわからなくなって…
「モデムって何?」とか、「ルータは何のためにあるの?」とか、謎だらけなんです。



インターネット接続に必要な装置は5つある



1がパソコンやスマホ、そこから順に通信していって、5の回線終端装置を出てインターネットに繋がるわけや。


回線終端装置の種類は2つ


しょうたくんがサポートに問い合わせたときに「ルータのことは良くわからない」と言われたのはそのためや。ルータは通信業者の持ち物ではなかったわけやな。






そしてこれは、契約しているインターネットの種別によって、大きく2つの名称に分けられる。

- モデム:ADSLなど「電話線」を使用したインターネット接続
- ONU:「光回線」を使用したインターネット接続



せや。とは言え実際のところ、「回線終端装置=モデム」と言ってしまっても、現実的に困るシーンもそうないやろうがな。
ちなみに深く覚える必要はないが、回線終端装置の役割は通信の変換や。パソコンやスマホのデータは、実はそのままでは電話線や光回線を通ることができない。
だからそれぞれの回線に合わせた形で通信の変換を行う必要がある。これを「変調(変調したものを戻すことは「復調」)」と呼ぶんや。頭の片隅にでも残しておくが良い。



分岐装置やネットワーク中継装置





LANを守るためのセキュリティ設定なども、ここで行う事が多い。


まぁ大丈夫や。だいたいどのルータも、必要最低限の設定はあらかじめされているからなぁ。そう心配することもない。
なおブラウザを使ってルータにアクセスすると、いろいろ状態の確認や設定変更などができるものが多い。機会があれば見ておくと良いで。


次は分岐装置、HUBや無線LANの親機がこれにあたる。
機能は単純や。今まで説明した回線終端装置やルータは1本の線でつながっているが、パソコンやスマホを複数台つなげたいという家は多い。
そのためLANを分岐させるためにHUBや無線親機が必要なんや。電源のタップと同じやな。


ふむふむ、メモメモ。このへんはとってもわかりやすいですね。
……え!?あれ!?は、、ちょっと待ってください。無線LANは分岐装置なんですか!?僕、無線LANをやりたくてルータを買ったはずなんですけど…あれ?こんがらがってきた。

頭を混乱させる「内蔵装置」


小さな機械と言えど少なからず場所はとるし、電源コンセントも必要だったりするからな。いくつかの機能を1つにまとめることは多いものや。
こんなパターンはよくある光景やろ。


機械の数は少なくなっても、機能が減っているわけではない。これを覚えておくようにな。




まとめ




なおくれぐれも復習を忘れぬようにな。
