
スマホでデータのローミングという言葉を見掛けたのですが、ローミングって何ですか?
このような疑問に回答します。
・ローミングとは?
・アクセスポイントって何?
スマートフォンの設定で、データローミングという項目を見たことがある人は多いと思います。今回は、ローミングという言葉について、その意味と、使われる場面などについて説明していきます。また、ローミングに関連した用語についても解説します。
ローミングとは?
まず、ローミング(roaming)というのは、自分が契約している通信事業者(キャリア)が、サービス提供をしているエリア外で、提携を結んでいる他業者のサービスを利用することができることやな。例えば、自国しか使用できないスマホを、海外でも同じように使用できるようになることや。


なるほど。エリア的に離れていても、同等のサービスを受けることができるのですね。確かに、海外旅行の時に、「国際データローミング」という機能を使った気がします!
そう。まさにそれやな。国内の事業者が、海外の事業者を連携しているから、同等のサービスを受けることができるんや。ちなみに、料金体系は異なっていることが多いから、余計に費用は発生するな。


ローミングというのは、基本的に、サービス提供エリア外でも、同じような通信サービスを受けることができるという意味で、覚えておけば良いでしょうか?
せやな。海外だけではなく、国内でも通信の状況によってはローミングが使われることがあるで。


ふむふむ。
それから、無線LANのアクセスポイントが切り替わっても変わらず通信できる仕組みも、ローミングと呼ぶ。例えば、国内で移動中に、最初に通信できていた無線LANにつながらないような場所に移動した場合、他の無線LANに自動的に通信が切り替わる。これは、スマホにもよるが、基本的には再接続することなく無線LANの切り替えが可能や。


便利ですね!ところで、無線LANって何でしたっけ・・・?
無線LANというのは、無線通信でデータの送受信を行うLANのことやな。Wi-Fiと同義だと考えて良いぞ。

LANについてはコチラ

Wi-Fiのことですか。有線のように、通信ケーブルでつないだネットワークではないということですね。先ほどの話に戻りますが、無線LANが切り替わる場合は無線LANが複数あるということになると思いますが、それぞれのサービスを提供する事業者は同じ必要があるのでしょうか?
同じか、もしくは、それぞれの事業者が提携している必要がある。そうでないと、通信が切り替わらない。


なるほど。分かりました。
ちなみに、アクセスポイントが多ければ多いほど、通信がスムーズになるで。


アクセスポイントって何ですか・・・?
アクセスポイントとは?
アクセスポイントというのは、今回の場合は、無線LANアクセスポイント(Wireless LAN access point)のことを指している。基地局とも呼ばれるな。通常、スマホやノートパソコンなどの無線LANに対応している端末は、アクセスポイントを介してルーターにアクセスすることでネットに接続できる。アクセスポイントは、無線LANを有線LANに変換する装置のようなイメージやな。つまり、アクセスポイントは橋渡しのような役割を果たしている。


Wi-Fiルーターとはどう違うのでしょうか?
Wi-Fiルーターの多くは、無線LANアクセスポイントとルーターの機能を兼ね備えていることが多い。自宅でWi-Fi環境を構築しようとする場合、モバイルルーターなど多くのWi-Fiルーターが、アクセスポイントの役割も持っている。


だから、家でも無線LANでインターネットを使用できるのですね!
せやな。外でも、モバイルルーターを持っていれば、常に通信することができるが、持っていない場合には、外に無線LANアクセスポイントが多いほどローミングがスムーズに実施される。自動的に再接続するように設定できれば良い。


なるほど。わかりました!
まとめ
ローミングという言葉について、なんとなく分かったかな?


はい!
・ローミングを使うと、契約事業者のサービス提供外のエリアでサービスを利用できる
・無線LANとは、無線通信でデータの送受信を行うLANのこと

ですね!
ふむ、よろしい。


こういった身近な用語に慣れていきます!
うむ、少しずつ慣れていくことが大切や。今後のためにも覚えてくように!これからも、わからんかったら俺に聞くんやで!
