
ウォーターマークという言葉を聞いたのですが、何かのマークでしょうか?
このような疑問に回答します。
・ウォーターマークとは?
・ウォーターマークの種類
ウォーターマークという言葉を聞いたことはありますでしょうか。インターネットで、画像を検索してダウンロードした経験はあると思います。中には、画像の上に文字が透かしで表示されている場合があります。今回は、そのようなウォータマークについて、解説していきます。
ウォーターマークとは?
ウォーターマークは、著作権保護を目的に使用されており、 デジテルコンテンツに埋め込まれるデータのことや。別名、「電子透かし」とも呼ばれている。


電子透かし・・・?電子が透けているのでしょうか?
何を言っているんや。


・・・すみません。
ウォーターマーク(電子透かし)というのは、例えば、画像や映像などのデジタルコンテンツに、著作権情報などを埋め込む技術のことやな。


なるほど。デジタルコンテンツに著作権情報を埋め込むことで、著作権の保護をしているのですね!
ウォーターマーク普及の背景

ウォーターマークが使用され始めたのは、どういった理由なのでしょうか?
最近、インターネット上で、画像の著作権問題がよく話題になったりするやろ。つまり、著作権がある画像を勝手に使用するなどといった悪意のある行為が問題になっている。一方で、何も知らず無断で使用するのも問題ではあるが、自由にダウンロードできる環境である性質上、ユーザーの意識が低下しがちや。著作権があるのかどうかきちんと確認した上で、責任をもってダウンロードしなくてはいけない。


そのような背景があるから、著作権を保護する目的で、ウォーターマークを画像に適用させる例が増えてきたのですね。
ウォーターマークの種類
ウォーターマーク、つまり電子透かしには、種類がある。


いくつか種類があるのでしょうか・・・?
主に、知覚可能型と知覚困難型の2タイプがある。


つまり、可視的か不可視的かといった分類ですかね?
そのとおりや。可視的なウォーターマークは、デジタルコンテンツを完全に隠すわけではなく、半透明のロゴマークやクレジット情報を加えるといった手法になる。その一方で、不可視的なウォーターマークは、ステガノグラフィという手法が用いられており、目には見えない透かしのことを指す。


目に見えない透かしは、どうやって確認するのでしょうか?
確認する方法は、画像や映像などのデジタルコンテンツに、ウォーターマークを読み取るための専用システムを使い、検出するんや。検出しようという機会はあまりないが、例えば、コンテンツに改ざんが疑われる時に検査してみると、ウォーターマークが検出されるものもある。


なるほど。
画像や映像などのデジタルコンテンツにウォーターマークを施すことにより、不正な行為、例えば改ざんなどが行われた場合に、すぐに判別することができ、著作権を主張することができる。また、可視的なウォーターマークの場合には未然に防ぐことも期待できるんやで。

ウォーターマークを付けてみよう!
ウォーターマークは、自分のものだという著作権のアピールができる。そうすることで、ある程度、不正な行為を未然に防ぐことにつながるから、何か自分で画像をWebサイトにアップロードする際などには、ウォーターマークを付けることを検討した方が良いで。


そうですね!・・・調べたところ、手軽に電子透かしを適用できるソフトやアプリもあるようなので、使ってみようと思います!
まとめ
ウォーターマークについて、なんとなく分かったかな?


はい!
・著作権保護のためにデジタルコンテンツに識別情報を埋め込む技術
・手法は可視的ウォーターマークと不可視的ウォーターマークの2種類

ですね!
うん、よろしい。


ういった著作権に関する情報は身近なので、よく復習するようにします!
せやで。頭の中でイメージして、実践で使えるようになるまで、よく復習するんや。これからも、わからんかったら俺に聞くんやで!
